今こそ、不登校についての考えを変えるとき。学校に行かないから、できることがある。

LIFE-HACK

❚目次






❚はじめに

私は、適応指導教室に7歳から通うようになりました。キッカケは、母が、家に一日中子供が一人でいる不安、学校以外での教育環境を探してのことでした。母は、教育委員会に直接電話をして、地元の“適応指導教室”を紹介してもらったそうです。

私は、それから“適応指導教室”にて義務教育の大半を過ごしました。ですが、本当に些細なことで私は、数日数週間休むことが多々ありました。それでも、家だけではない外の世界に出れるきっかけとなりました。



❚不登校、登校拒否に対する考えの変化

以前の記事《 「学校に行きたくない」という子供をもつ親が、知るべきこと。》で書いた通り、不登校/登校拒否は、どの家庭の子供にでも起こり得ることです。そこで、今回は不登校による子供の数が増える中で子供たちや家族に対するサポートの一部をまとめて紹介していきたいと思います。

まずは、2016年12月に公布された「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」について、簡単にまとめてみます。

「学校に戻そう」ではなく、「合う場所を探そう」という考えになっています。



もちろんまだ、すべての学校で適応指導教室やフリースクールの情報提供に積極的ではないです。ですが、-出典資料抜粋-個々の休養の必要性を踏まえ…この部分で、子供には、必要な休息があるということに対して理解を示していることを知った時、私はなぜか鳥肌が立つくらい、嬉しかったです。


正直、私は、誰でも人生の中で休息が必要になるときが来ると思います。

回数も期間も人ぞれぞれですが、誰もが休息を必要とします。子供なりに、休息の必要性を訴えるとき理解を示す社会になっていくことは、自分の価値観や理想で人を判断するのではなく、柔軟な考えで、お互いを理解して助け合う社会になる一歩だと思います。



全人類に理解してもらわなくてもいいんです。
理解ある母の一本の電話から、私の人生は広がりはじめたからです。




❚一人ひとりに合った場所

「学校に行きたくない/行かない」と意思表示した子供と、その親。家庭内では様々な葛藤があるでしょう。ですが、まず知っていただきたいことは、目の前にはたくさんの選択肢があるということです。無償のものから通信制、入寮制など条件も様々です。住んでいる地域の状態によっても異なるでしょう。


それは、子供の性格や、今の心の状態に寄り添った環境を準備しようとした結果だと理解できます。その中から、家庭の事情も含めて、決めていくことができます。その際に、より円滑にものを運ぶ際に必要となることは、在学中の学校との連結です。正直「報告」程度に考えても大丈夫でした。相談できる先生がいるようでしたら相談しながら進めると、より円滑に進みます。

ホームページやパンフレットを取り寄せて見てみると少しイメージが、できるかもしれません。新しいことをはじめるときは、いつも緊張します。ですが、電話を待っている人は、きっと落ち着いた人です。

まずは、話をしてみる。聞いてみることは、心を軽くしてくれます。



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