❚適応指導教室について

私がほぼ8年間お世話になった場所です。ここには、よく電話による相談がありました。保護者だけ、子供同伴、学校の先生同伴など様々な人々が出入りしていました。転校手続きの間の数日だけ入室する学生も多かったです。
◇特徴
- 教育委員会が運営しているので、無償
- 出席扱いになる。
- 地域や指導教員により一日の日程に変動あり
- 一人一人のペースで学習、生活できる。
- 同じような境遇の学生が多い
- 出入り自由
生徒数は、私を含めた2~12人ほどでした。先生は2~3人が常にいました。
各地域や、その時の先生の指導によって一日のスケジュールは変わりました。途中から、午前中は勉強になり午後から運動(市が管理する体育館と運動場並列されていました。)をしていました。現在は一日勉強のみをしているようです。
在籍している学校から何度か先生が訪問してくれていましたが、私は、会いたくないと言って一度も会いませんでした。別室で、面接やカウンセリングをする学生もいました。
適応指導教室の全国一覧表を、まとめたサイトがあったのでリンクを載せます。https://hutoukou.info/tekiousidou/
❚フリースクールについて

フリースクールは全国に現在474の団体・施設があります。引用1内容は様々で、授業を自分で選択できるところもあります。私の友達は留学プログラムがあるフリースクールに中学校二年生から通い始めました。ほとんどを英語の授業にしたそうです。また、高校生からは、高卒認定試験のための勉強をして見事合格しています。
◇特徴
- 民間運営なので有料(平均月33,000円)
- 出席扱いになる学校と、ならない学校がある。
(同じフリースクールに通っていても、出席扱いにならない学校もあります。) - フリースクールによって一日の日程は異なる。
- より専門性に特化した学習を学ぶことができる。
- 先生が、不登校などの経験がある場合が多く生徒を共感してくれる。
私の友人が通ったフリースクールでは、各自が自分の興味分野を深く学んでいたそうです。特に、英語に興味があり、海外にホームステイすることを目標に置くことで、学生の学習意欲に繋がったように思います。そこには、有名大学卒業の先生もいて、学習面でも満足いくサポートが受けられたそうです。
費用は掛かりますが、その分、子供が学びたい気持ちを専門的な知識で、力強いサポートをしてくれる場所がフリースクールです。
こちらも上記と同じサイトから、全国のフリースクールの一覧表です。https://hutoukou.info/freeschool/
❚まとめ

なぜ勉強しなければいけないのか?なぜ学校に行かなければいけないのか?
疑問に思う人、思わない人もいます。
“いじめ”、“馴染めなかった”、“この性格”
だから、こうなんだ。
一人ひとり個性が違い、感じることも違います。
だからこそ、一人ひとりに合う教育環境を探していく必要があります。
教育は、少しずつ開かれています。
一択ではない選択肢を楽しんでみてください。
そして、新しい環境での素敵な出会いが皆さんに訪れますように。
参考:不登校児童生徒による学校以外の場での学習等に対する支援の充実~個々の児童生徒の状況に応じた環境づくり~
https://www.mext.go.jp/component/b_menu/shingi/toushin/__icsFiles/afieldfile/2017/07/25/1382195_1.pdf
引用1:フリースクール・不登校に対する取り組み
https://www.mext.go.jp/march_lion/torikumi_futoukou.htm
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