
お土産や、誕生日プレゼントなど
自分が欲しいものを買うときと、誰かにあげるために買うときは考えることが違う。
相手が決まっていたら尚更だ。
贈り物には、三種類ある
贈り物、プレゼントは、渡す相手がいます。
この渡す相手によって、プレゼントを選ぶときの感情に大きな差がうまれます。

喜びのプレゼント
選ぶ時から楽しいプレゼントです。
相手に喜んでほしいと思って選びます。時間がかかるのは人それぞれです。即断即決、優柔不断は必ずあります。選ぶ時間が長くなればなるほど、迷い続けて「どうしたらいいんだ!」と叫びたくなる時もあります。選びきれなくて妥協したとしても“喜ばせたい、喜んでほしい”という気持ちは揺るがないでしょう。渡す相手に喜んでほしいという気持ちは、等しくありますが、喜ぶ度合いを高くするか、更に高くするかの違いです。
プレゼントを選ぶときに気になるのは、何をあげるのか、そして価格でしょう。
何をあげるかを考えるときに、相手が欲しいもの、必要なもの(実用的なもの)のどちらにするのか決めておきます。そして、ある程度下見をしてこれかな?と思うものを5つほど決めます。価格は、余裕がある場合はまず悩みませんよね。以前にプレゼントを受け取ったことがある場合は、その時の価格を標準に考えます。ですが、一番は自分のお財布の中身!
現実的に可能な価格設定をすることは、人として信頼できるポイントになります。

めんどくさいな、のプレゼント
気持ちはあがらない、何をあげたらいいのか全く決まらない。決めないと…時間が。という気持ちで、やる気が一切出ない状態のプレゼント選び。
よく考えてみてください。
知らない人でも、目の前でお祝いされているのを見たら、心の中でおめでとうを言ったり、拍手を送ったりしませんか?知らない人に対する好感度とか印象すらない人に対してでも、一言でも拍手だけでも「喜んでほしい、何かをあげたい」と思う気持ちがうまれるなら立派な《喜びのプレゼント》です。
適当に済ませたいけど下手にあげることもできないし、どうすればいいかわからないときは、プレゼントはお店の人のオススメ。値段は以前いただいた物くらい、それかその三分の一くらいの物を寄付した気持ちで選びましょう。
大事なのは、その人との関係性を見つめなおすことです。
一緒にいて居心地の良い人なのでしょうか?自分が自分でいられなくなるような圧力を感じるなら、今こそ距離を置く手立てを考えましょう。その関係性は、知らない間にストレスを貯蓄することになります。まずは一歩下がることで、今までとは少し違う視野でみることができます。閉ざされていた関係を広げることが出来ます。

とりあえず、のプレゼント
とりあえず渡すことが出来ればいいというときは、形に残らないものの中から選びましょう。そして出来れば、周りの方と一緒に分けて食べれるものはとってもベストです。なぜなら、あなたに特別な意識を持っていませんということを大っぴらにできます。あくまで、全体をみた一人であるということを盛大にアピールしましょう。
ご当地のものや、最近SNSで話題になったものをヒントにしてもいいでしょう。手軽なものにしましょう。皆で分けてほしいと前振りを言っておけば、もし、相手の好まない味のものであっても無駄にはなりません。
…お気づきだと思いますが、ココに書いている“とりあえず”という言葉はそのままの意味で、いかにストレスフリーで淡々とプレゼントを買う→渡すという作業をこなしていくのかを重点に置いて書いています。
まとめ

本来、プレゼントは喜んでほしい!という気持ちなしにあげるものではありません。ですが社会では、挨拶の一つであり、礼儀の一つになります。
いかに年上であっても尊敬できない人に敬語なんて使ってたまるか!!…では、敬語を使わないで社会で生活することは簡単でしょうか?正しいことでしょうか?まず、簡単ではありません。敬語で話すたびに、この人に敬語を使っていることにイライラする。いやだ、本当は使いたくないと思いながら生活するよりも、いかにストレスを受けないで事を運べるか考えることの方が自分の心に優しいと思いませんか?
喜んでほしいと思う人には、物だけではなく言葉でも、どんな形でも“感謝”と“喜び”を感じてもらえる方法があります。人によって感じ方は違います。物であったり、言葉であったり、一緒にいる時間によって感じることもあるでしょう…
どんな形でも、まずは伝えてみましょう。
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