私は、深く考えて、静かに傷ついた。-HSPだと、わかった今、はじめること―

LIFE-HACK


「考えすぎだよ。」と、言われるたびに
私が、過度な心配性なのかな…。

「冗談だって。」と、言われるけど
割り切れずに、言いすぎだと思うのは、私だけなのかな…

  • 空気を読みすぎて、疲れる
  • 細かいところに気づくからこそ、落ち着かない。
  • 人込みは苦手で、なるべく避けたい。
  • 一人の時間が、必要。
  • 見られていると通常通りの作業ができない
  • 失敗したら、迷惑をかけてしまうと常に思う


コロナ渦の中、今までいた環境とは異なり、人生で初めての環境に戸惑いました。そこで、見えてくる自分の中で隠していた、

“自分”は、とても傷つきやすくて、繊細でした。


そこで、最近よく耳にする、HSPについて調べてみるようになりました。HSPとは、The Highly Sensitive Personの頭文字をとったものです。Dr. Elaine Aron(エーレン・アーロン博士)が第一提唱者であり、1996年に初めて、その存在が明らかになりました。HSPの割合は全人口の15~20%と言われるために、5人に1人の割合であると考えられています。







◇目次




◊HSPとは?



HSPとは、“非常に感受性が強く、敏感な気質”を生まれもった人々のことです。より科学的に説明すると、HSPは、産まれた時から、脳の偏桃体引用1を中心とした不安の神経回路の反応が高まりやすく、不安や恐怖を感じる神経回路が過剰に活動しやすい状態にあります。

引用1:脳の偏桃体とは、情動(⁼一時的で、急激な感情の動きのこと)反応の処理と記憶をするところです。

Wikipedia


◊HSPの4つの特徴

1、深い情報処理。-Depth of processing-

ひとつのことに対して、様々な疑問がでることがあげられます。それは、不安からくるものでもあります。「決定のトラウマ」引用2により、決断を下すときに時間がかかる、優柔不断に思われることもあります。

*「決断のトラウマ」については、またの機会にお話しできればと思います。

引用2:「決定のトラウマ-decision trauma」
選択による起こりうる様々な、結果を考えることにより決定の速度が遅れる。また、感情的に敏感であるために他人より動揺しやすいことが挙げられます。

https://hsperson.com/




2,過剰に刺激を受けやすい-Over aroused-

他人を思いやる気持ちが強く、他人を責めるよりも自分を責める傾向が強いため、自己肯定感が低いです。


3,感情の反応がはやく、共感力が高い-Emotional reactivity and high empath-
他人に共感しやすいため、近くで誰かが落ち込んでいると自分自身も落ち込んできます。そのため、場の空気に流されやすく、一度に多くの情報をくみ取ります。


4,些細な刺激にも反応する-Sensitivity to subtle stimuli-

刺激を人一倍感じやすいため、強い匂いや音、光などに敏感になりがちです。痛みを強く感じたり、カフェインに敏感に反応します。

◊HSPチェックリスト

HSPで検索するとたくさんのチェックリストを見ることが出来ますが、HSPの第一提唱者が運営しているWebsiteが日本語で翻訳されており、そちらをオススメします。そこで、チェックリストを無料で試すことが出来ます。


◊HSPだから、今、はじめること

1,一人の時間をつくる。

人込みや、些細な刺激によっても過度にストレスを受けやすいため、リラックスできる環境を準備することは、とても大切です。


2,自分自身が特に敏感になる事柄を把握します。

大きな音や声を一度聞くと恐怖心により、通常の業務を行うことが難しくなり、失敗ばかりするようになる。人の悩みを聞くと深く共感してしまい自分のことのように長い期間、悩み続けてふさぎ込んでしまうなど。


3,HSPを、一つの個性として受け止める。

HSPは生まれつきであり、治療が必要なものではありせん。自分を受け止めることは、あきらめることでもありません。自分に合った環境であれば、HSPは素晴らしい才能を発揮できます。



◊まとめ


今、“HSP”を調べている人が、「しんどい」「つらい」「生きづらい」といった、検索をすることで“HSP”にたどり着いたかもしれません。


私は、そうでした。


家族には、「あの子は、昔から繊細で、考えすぎる」と言われ、

上司からは、「これだから、ゆとり世代は甘い」といわれ、


社会経験が足りない」などと言われる言葉


私は、心にずっと溜めて、自分を責めるために積み重ねてきました。





日本では、セラピーやカウンセリングに行くということは、うつ病か精神的に問題があるといったような偏見があるように私は感じます。田舎の方では、そのような精神科につながることは更にハードルが高いです。

セラピーやカウンセリングは、問題があるから行くものではありません。問題が起こらないように事前に行くことが大切です。ですが、なかなか行きづらいのは事実です。そこで、私の生活がすこし呼吸できるようになった、一本を紹介しようと思います。



「これがあれば、セラピー行かなくていいよ。」



本場アメリカの友達が教えてくれた、オススメの本を、私もオススメします。

また、最近出ているHSP関連の本も紹介したいと思います。

少しでも、「生きづらさ」から解放されますように。

参考:
第一提唱者のエーレン博士が直接管理されているウェブサイトです。日本語翻訳もありますし、HSPのチェックリストから他のページに飛んでもHSPについて研究されている内容を読むことが出来ます。

https://hsperson.com/

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